THE THOR(ザ・トール)の使ってないGoogleフォントを読み込まないようにする方法

※当サイトにはプロモーションが含まれています。

自分のサイトパフォーマンスを測定する為に、PageSpeed Insightsを利用している人は多いと思います。

ページ速度が測定できる「PageSpeed Insights」はこちら

そのPageSpeed Insightsで、「THE THOR(ザ・トール)」で作成したサイトを測定すると、

  • 使用していない CSS の削減
  • レンダリングを妨げるリソースの除外

の項目で高確率で表示されるのが「Google Fonts」です。

使用していない CSS の削減

基本的に、Googleフォントは、

基本設定[THE] > 基本スタイル設定 > 全体のフォントファミリーを選択

で設定するのですが、ここで設定されていなければ必要のないファイルです。

基本設定[THE] > 基本スタイル設定 > 全体のフォントファミリーを選択

その為、今回、このGoogleフォントを読み込まないように設定したいと思います。

THE THOR環境

THORバージョン:2.5.0
WordPressバージョン:6.2.x
PHPバージョン:8.2.x

※セキュリティの観点から、マイナーバージョンの一部をxとさせて頂きます

Googleフォント(Nato San Jp)を読み込まないようにする方法

ワードプレス(WordPress)テーマのTHE THOR(ザ・トール)で、Googleフォント(Nato San Jp)を読み込まないようにする方法についてです。

Googleフォントの読み込み設定は、

親テーマ/inc/parts/wp_head.php

という深い階層にある為、子テーマで対応する事が難しいと思われます。

その為、以下のコードを、function.phpに記述します。

function remove_google_fonts_from_header() {
ob_start(function ($buffer) {
// Googleフォントのリンクタグを削除
$buffer = preg_replace(
'/<link[^>]*href=["\']https:\/\/fonts\.googleapis\.com\/css\?family=Lato[^>]*>[\n]*/',
'',
$buffer
);
$buffer = preg_replace(
'/<link[^>]*href=["\']https:\/\/fonts\.googleapis\.com\/css\?family=Fjalla[^>]*>[\n]*/',
'',
$buffer
);
$buffer = preg_replace(
'/<link[^>]*href=["\']https:\/\/fonts\.googleapis\.com\/css\?family=Noto\+Sans\+JP[^>]*>[\n]*/',
'',
$buffer
);

return $buffer;
});
}
add_action('wp_head', 'remove_google_fonts_from_header', 0);

なお、注意点として、親テーマの更新で、wp_head.phpファイルに記載されている、fit_head()のGoogleフォントに関する処理が変更された場合は、正しく動作しなくなる可能性があります。

また、当り前ですが、Googleフォントを利用していると、正しくフォントが表示されなくなります。

正しく設定できていれば、これで、THE THORのヘッダーから、Googleフォントに関する記述が消えていると思います。

パフォーマンスも、モバイルのデフォルト設定で64から69に改善しました。

Googleフォント削除前と削除後のスペード比較

function.phpの場所は?

function.phpは、だいたいどのテーマも、

外観 > テーマエディター

にあります。

テーマエディター

テーマエディターに移動したら、編集するテーマが、現在、使用しているテーマかを確認しましょう。

問題なければ、「function.php」を選択します。

function.php

選択したら、一番下に以下のコードを追加します。

function remove_google_fonts_from_header() {
ob_start(function ($buffer) {
// Googleフォントのリンクタグを削除
$buffer = preg_replace(
'/<link[^>]*href=["\']https:\/\/fonts\.googleapis\.com\/css\?family=Lato[^>]*>[\n]*/',
'',
$buffer
);
$buffer = preg_replace(
'/<link[^>]*href=["\']https:\/\/fonts\.googleapis\.com\/css\?family=Fjalla[^>]*>[\n]*/',
'',
$buffer
);
$buffer = preg_replace(
'/<link[^>]*href=["\']https:\/\/fonts\.googleapis\.com\/css\?family=Noto\+Sans\+JP[^>]*>[\n]*/',
'',
$buffer
);

return $buffer;
});
}
add_action('wp_head', 'remove_google_fonts_from_header', 0);

最後に、「ファイルを更新」ボタンで、保存(更新)します。

function.phpに記述するコードの記載例

※function.phpの設定を失敗すると、最悪、サイトが表示されなくなります。
その為、コードを追加する際は、必ずバックアップを取ってから追加するようにしてください。

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