【WP】さくらのレンタルサーバにインストールされるプラグインについて

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さくらのコントロールパネルから、「WordPressクイックインストール」からインストールすると、いくつかのプラグインがインストールされます。

そのインストールされるプラグインについて、紹介します。

インストールされるプラグインについて

2024年4月現在、インストールされるプラグインは下記、12個となります。

Akismet Anti-Spam(アンチスパム)

Akismet Anti-Spam は、サイトに対するスパムコメントやスパム投稿を検出し、ブロックするためのプラグインです。

これにより、サイト管理者はスパム対策に時間を費やすことがなくなります。

有効化しておきましょう。

All In One WP Security(オールインワン ダブリューピーセキュリティ)

サイトのセキュリティを向上させるための包括的なセキュリティプラグインです。

このプラグインは、不正ログインの防止、ファイルの監視、不正なアクセスのブロックなど、さまざまなセキュリティ機能が提供されています。

有効化して問題ありませんが、別途、設定をする必要があります(有効化するだけでは意味がありません)。

Autoptimize(オートプティマイズ)

サイトのパフォーマンスを向上させるためのプラグインです。

このプラグインを使用すると、HTML、CSS、JavaScriptコードを最適化して、ページの読み込み速度を高速化することができます。

ただし、トラブル報告をよくもらうプラグインなので、自分は非推奨です。

削除しましょう。

Classic Editor(クラシックエディター)

WordPressの古いエディターを提供するプラグインです。

自分も愛用していますが、最近、Classic Editorに対応していないワードプレステーマ(ゴールドブログなど)も出てきたので、無理して使う必要はありません。

使わなければ、削除しましょう。

Disable Google Fonts(ディスエイブル グーグルフォント)

サイトから、Google Fontsを完全に削除するためのプラグインです。

これにより、サイトのプライバシーやパフォーマンスの向上に役立つと言われています。

代替えフォントとなった場合の、フォントデザインに不安があるので、自分は使用していません。

Hello Dolly

不要です。削除しましょう。

ImageMagick エンジン

画像の処理と変換をおこなうためのプラグインです。

なお、このプラグインは、さくらインターネットの場合は、phpのバージョンが古いと追加設定が必要なので注意して下さい。

自分の環境(php7.4)では、追加設定が必要でした。

確認方法は、ワードプレス画面のホーム画面にある「サイトヘルスステータス」から可能です。

サイトヘルスステータス

おすすめの改善欄に「1つ以上の推奨モジュールが存在しません」という項目があった場合は、それをクリックします。

そして、『imagickがインストールされていないか、無効化されています』と表示されている場合は、「ImageMagickエンジン」のプラグインが正常に動作しません。

imagickがインストールされていないか、無効化されています

その場合は、さくらインターネットのコントロールパネルの、php.iniの設定に以下の記述が必要です。

extension = imagick.so

参考:さくらのレンタルサーバのPHPの環境を確認、整えてみよう

なお、同じような機能を持つプラグインとして、「EWWW Image Optimizer」がありますので、こちらを使用してもいいと思います。

Protect Uploads(プロテクトアップロード)

アップロードされたファイルを保護するためのプラグインです。

実は、画像が格納されるフォルダは特に対策をしていないと外部から見ることができます。

それらのアクセスをブロックすることができます。

自分は見られたとしても、あまり困らないので使用はしていません。

SAKURA RS WP SSL

さくらのレンタルサーバーのみで使える常時SSLになるプラグインです。

基本的に、有効化して問題ありませんが、サーバー側でhttpsの転送設定をすると、同じ処理を2回する事になる為、このプラグインを有効化したら、サーバー側の転送設定はオフにしておきましょう。

※同じサーバーに、複数のドメイン(サイト)を管理している場合、サーバーの設定を変更すると、全てのサイトに影響がでるので注意してください。

TS Webfonts for SAKURA RS

さくらのレンタルサーバーのみで使える、モリサワ提供のWebフォントが利用できるプラグインです。

ちょっとレスポンスが遅いような気がするのと、スマホ表示のときに、選択されるフォントが意図しないものになった事があったので、自分は使用していません。

WP Multibyte Patch(マルチバイトパッチ)

日本語などのマルチバイト文字を最適化してくれるプラグインです。

有効化しておきましょう。

WP Super Cache(スーパーキャッシュ)

キャッシュとして保存したHTMLファイルを返すことで、読み込み速度早めるプラグインです。

頻繁にデザインや構成を変えてしまうと、訪問者に意図しないデザインで表示される可能性があります。

その為、使用する場合は、ある程度、サイトのデザインや構成などが固まってからにしましょう。

実際に、WP Super Cacheを導入してみた記事はこちら。

以上、さくらのレンタルサーバにインストールされるプラグインについてでした。