Photoshopの画像生成AIを使って背景や剣を生成してみた

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2024年3月現在、画像生成AIと言えば、

  • Midjourney(ミッドジャーニー)
  • Stable Diffusion(ステーブルディフュージョン)
  • DALL-E3(ダリ・スリー)
  • Adobe Firefly(アドビファイアフライ)

の4つが人気のあるサービスだと思います。

ただ、元画像があって、それに対する背景などを作成するのであれば、Photoshopや、Illustratorの画像生成AIで作成するのが、一番早いかな?と思います。

ということで、プロフィール画像で使っているにゃテックの画像に、Photoshopの画像生成AIで加工を加えてみました。

Photoshopの画像生成AIを使って背景やアイテムを生成

この記事を作成している時のPhotoshopのバージョンは、25.3.1です。

①元となる画像ファイルを開く

まずは、元にする画像をPhotoshopで読み込みます。
オリジナル画像

②画像生成AIで背景を作成する

■上部メニューの

イメージ > カンバスサイズ

で、作成する背景画像の余白を作ります。

カンバスサイズ

レイヤータブにある画像部分を、【ctrl+クリック】をして、にゃテックの画像範囲を選択します。

選択範囲を選択

次に、【Ctrl+Shift+Iキー】で、選択範囲を反転します(生成する背景部分が選択されている状態)。

そして、オプションバー(コントロールパネル)の「生成塗りつぶし」を選択。

生成塗りつぶし

プロンプトに作成したい背景画像(forest)と指示をします(英語で指示した方がうまくいきます。)

プロンプト-forest

③生成された背景と、元画像を馴染ませる

森(forest)の画像が生成されました。

ただ、少し白いギザギザが気になるので修正したいと思います。

修正箇所

なげなわツールを使って、気になる白いギザギザ部分を大雑把に囲んで、プロンプトには空白もしくは、.(ドット)を入力して、生成ボタンを押します。

空白もしくは、ドットを入力して生成ボタン

馴染んだように見えますが、どうでしょう。
馴染んだ画像

④にゃテックにアイテム(剣)を持たせてみる

最後に、にゃテックに剣を持たせたいと思います。

剣を生成したい場所を、なげなわツールで大雑把に囲んで、プロンプトに剣(sword)と入力して、「生成」ボタンを押します。

剣(sword)を入力
少し曲がっているような気もしますが、立派な剣が生成されました。
剣を追加した画像

以上、Photoshopの画像作成AIを使って、にゃテックの画像を加工した手順でした。

補足:コンテンツに応じた塗りつぶしとの違い

photoshopのお馴染みの機能として、コンテンツに応じた塗りつぶしがあります。

コンテンツに応じた塗りつぶし」は、「コピースタンプツール」のように同じ画像内の別の部分をコピーして選択した部分を塗りつぶします。

一方、「生成塗りつぶし」では生成したい内容をテキストプロンプトで指示して、その指示された内容で塗りつぶします。

つまり、指定した内容(のプロンプト)で塗りつぶされるので、周囲と関連のないものの描画も可能です。

そして、photoshopの、画像生成AIの凄いところは、元画像と同じようなテイストで、元画像に関連がないものが作成できるところだと思います。