GIFアニメーションをwebpへ変換しても容量が軽くならなかった話

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GIF形式の画像は、特にアニメーションやアイコンに使われることが多いですが、ファイルサイズが大きくなることがよくあります。

先日、WebP(ウェッピー)形式がアニメーションにも対応していることがわかったので、GIFアニメーションをwebpへ変換してみました。

しかし、容量が重くなってしまうファイルもありました。

今回、検証結果と、GIFアニメーションからwebpへの変換方法について記載しました。

GIFアニメーションをwebpへ変換できるツール

今回は、GIFアニメーションをwebpへ変換できる「EZgif」というサービスで試してみました。

「EZgif」へ移動する

なお、GIFをwebpへ変換できるツールは色々とありますが、GIFアニメーションをwebpへ変換できるツールは多くないと思います。

以下、GIFアニメーションをwebpへの変換手順となります。

①GIF to Webpを選択

上部メニューにある、Webp > GIF to Webp を選択します。

Webp > GIF to Webp

②ファイルを選択してアップロード

ファイルを選択」ボタンで、アップロードするファイルを選択します。

続いて、「Upload!」ボタンでアップロードします。

「ファイルを選択」ボタンで、アップロードするファイルを選択

③オプションの選択

lossy」のチェックボックスにチェックを入れます。

Convert to WebP!」ボタンを押して、Webpへ変換します。

オプションの選択

なお、「lossy」は、非可逆圧縮を適用し、画質を少し犠牲にしてファイルサイズを大幅に縮小する方法。

一方、「mixed」は、画像内で可逆と非可逆の圧縮を混ぜて使用して、一部の画質を保ちながら、ファイルサイズをある程度減少させるための方法です。

④ファイルをダウンロード

変換された画像をダウンロードするには「save」ボタンを押します。

saveボタンで保存

2つのGIFファイルを、Webp変化した結果が下記です。

GIFファイル①
オリジナルGIFファイル1
ファイルサイズ371KB

変換後 64.0KB

GIFファイル②
オリジナルGIFファイル2
ファイルサイズ 153KB

変換後 269KB

※使用しているワードプレスがwebpのアニメーションに非対応だった為、変換後のファイルは未掲載

1つのGIFファイルは、約83%削減できました。

一方、もう1つのGIFファイルは、約75%ファイルサイズが大きくなってしましました。

補足:なぜ軽くならなかったのか?

色々とパターンを試しましたが、概ね下記の内容に当てはまるものは逆に重くなりました。

  • 画像の内容が複雑すぎるもの(色数が多いもの)
  • アニメーションのフレーム数が多いもの
にゃのらいとにゃのらいと

GIFでは重くなってしまうアニメーションを、Webpにしたいのにこれでは困るにゃ

Webpのアニメーションは、2024年9月現在だと、ロゴ画像に使用する簡単なアニメーションに使えるぐらいかな・・・というのが検証して感じた感想です。