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「2025年7月に日本で大災害が起きる」そんな“予言”が話題になっています。
気象庁では、この噂に関して「デマ」だとする会見をおこなうという事態にまで発展しました。
参考:気象庁長官が「デマ」と一刀両断 “7月に日本で大災害”の噂…
話題の発端となったのは、東日本大震災(2011年)を描いていたことで注目を集めた、たつき諒さんの漫画『私が見た未来 完全版』(飛鳥新社)です。
その作品の中では、下記のような内容が描かれていました。
「その災難が起こるのは、2025年7月です」
「突然、日本とフィリピンの中間あたりの海底がポコンと破裂(噴火)したのです」
「太平洋周辺の国に大津波が押し寄せました。その津波の高さは、東日本大震災の3倍はあろうかというほどの巨大な波です」
そして、あとがきで、
「夢を見た日が現実化する日ならば、次にくる大災難の日は『2025年7月5日』ということになります」
(※その後、たつきさんは「7月5日が何かが起きる日というわけではない」と修正されました)
と記されており、SNSなどを通じて“7月の大災害”というワードが独り歩きするようになりました。
過度に不安に感じる必要はありませんが、東日本大震災を経験した身としては、いざというときに備えておくことも大切だと思っています。
そこで、震災時にあってよかったアイテム、備えておくべきアイテムについてまとめてみました。
東日本大震災で「備えておいてよかった」「あれば助かった」と思ったもの
東日本大震災の時にあってよかったもの、欲しかったものについてまとめました。
モバイルバッテリー
当時、自分が住んでいた地域は停電してしまったこともあって、携帯電話の充電は死活問題でした。
と言うのも、地震が発生してからは会社や友人からの連絡が相次ぎ、バッテリーの消耗も激しかったからです。
その為、妻と私、それぞれの携帯電話のうち一方は電源を切って温存するようにしていました。
いまやスマホは、財布の代わりにもなる存在なので、最優先で備えておきたいポイントだと思います。
現在は、ソーラー式や手回し充電に対応したモバイルバッテリーも手に入るので、防災用品として1台持っておくと安心です。

当時は乾電池式の急速充電器を持っていたので、それでしのぎました。
LEDランタン
LEDランタンは、震災時に欲しかったアイテムの1つ。
東日本大震災の際、懐中電灯は持っていましたが部屋全体は明るくならず、薄暗い中で眠った夜のことは忘れられません。
その経験をきっかけに、震災後すぐにLEDランタンを購入しました。
なお、充電式より、乾電池式の方がオススメです。
何故なら、乾電池さえ備蓄しておけば、必ず使えるからです。


LEDランタンは、普段あまり使うことのない“単一”や“単二”が主流のため、あらかじめ少し多めに電池を持っておくと安心です。
カセットコンロ、カセットガスストーブ
震災時に救われたのは、温かい食べ物を口にできたことでした。
そのため、カセットコンロは備えておくと安心です。
また、震災当時は寒さも厳しく、暖房がまったく使えなくなってしまったのには困りました。
その経験から、震災後すぐにカセットガスストーブを購入しました。

ガスボンベは最低3本以上の備蓄をおすすめするにゃ。

防災ラジオ
震災時は車のカーナビについているテレビで情報を得ていたので、当時はあまり活用していませんでしたが、やはり何かしらの情報源は必需品だと思います。
なお、防災ラジオを買うなら、少し高いですが日本製のメーカーにすることをオススメします。
Amazonでは中国製の製品が多数出回っており、中には勝手に「認定品」と表示して販売している業者もあるので注意が必要です。
粗悪品の中には、電波の受信感度が極端に悪いものもあるため、十分に気をつけて選びましょう。
今のうちに備えておきたい!安心をくれる防災グッズ
地震などの震災の際に、あると安心だといわれているモノをまとめました。
上履き、ホイッスル
これは、以前にキャスターの辛坊治郎さんが「枕元に必ず置いておくべき震災グッズ」として紹介していたアイテムです。
大きな地震が起きると、窓ガラスが割れたり、家具などが落下して床に破片が散乱し、まるで“ダイ・ハード”のような状態になることがあります。

防災リュック
こちらも枕元に置いておきたいアイテムです。
商品にもよりますが、防災リュックには、様々な災害グッズがセットになっているので、1つ持っておくと安心です。

災害グッズの中には、3~5年程度の消費期限(特に食品)があるので、定期的にチェックが必要だにゃ。
ポータブル電源
ノートPCや液晶テレビ、小型冷蔵庫も動かせる大容量バッテリーは、あると頼もしいアイテムです。
できれば、700~1,000Wh程度の容量を持つポータブル電源が欲しいですが、価格もそれなりにするので、用途が防災のみであれば、300Wh程度でも十分ではないかと思います。
なお、ソーラーパネルとセットで買うとバッテリー自体の充電もできるようになります。

簡易トイレ
簡易トイレの消費期限は10~15年と比較的長いので、万が一のために持っておくと安心かなと思います。

なお、災害時の「備え」チェックリストを、首相官邸が公表しています。
