IndexNow APIを使ってBingにインデックスさせる方法

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にゃのらいとにゃのらいと

ワードプレスじゃないから「IndexNow Plugin」が使えないにゃ

IndexNowは、BingやYandexの検索エンジンが公開したインデックス通知機能です。

ワードプレスの場合、Microsoftが開発しているプラグインを使えば、自動で通知できますが、そうでない場合、APIキーを使って、手動で送信する必要があります。

今回、IndexNow APIを使って、Bingにインデックスさせる方法について解説します。

なお、ワードプレスを利用している場合は、こちらの記事をご参照ください。

IndexNow APIを使用できるようにする

まずは、IndexNow APIを使用できるようにします。

もし、Bing Webmaster tools(ビーイングウェブマスターツール)のアカウントを作成していない場合は、先に作成しましょう。

①IndexNowへ移動

Bing Webmaster tools(ビーイングウェブマスターツール)にログインします。

左メニューの「IndexNow」を選択すると、右側に案内(説明)が表示されると思うので、「Get Started」ボタンを選択します。。

メニューIndexNow

②API Keyをダウンロード

移動したページの下方に「Generate API Key」があるので、ダウンロードアイコンを選択して、ダウンロードします。

Generate API Key

③API Keyをルートディレクトリーに設置

(WinSCPやFileZillaなどの)FTPソフトを使って、ダウンロードしたAPI Keyのテキストをルートディレクトリーに設置します。

なお、ファイルの文字コードは「UTF8」にしてください。

ルートディレクトリーとは?

例えば、ウェブサイトのドメインが example.comの場合、そのルートディレクトリーは、https://example.com/ に対応します。

④API Keyが正しく設置できたかを確認

API Keyが正しく設置できたかを確認します。

確認方法は、下記の構成のURLを作成して、それをクリックします。

https://(あなたのドメイン)/(API Keyのテキスト名)

例えば、https://example.com/ で、API Keyのテキスト名が、「9b9f16fa769e44b383b2b2225f4234db.txt」だった場合、

https://example.com/9b9f16fa769e44b383b2b2225f4234db.txt

となります。

このURLをクリックして、ブラウザ上で文字列が確認できれば、API Keyの設置が完了です。
API Keyの設置確認

「postman interceptor」をインストールする

URLの送信(HTTPリクエスト)ができればいいので、「postman interceptor」は必ずインストールしなくても構いません。Python等で代用可能です。

※「postman interceptor(ポストマンインターセプター)」は、ウェブサイトが送受信するHTTPリクエストを詳細に観察したり、APIのテストができるツールです。

①Chromeウェブストアにアクセスする

「postman interceptor」は、Chrome(クローム)やEgde(エッジ)の拡張機能です。

Chromeの場合、右上にある︙(縦三点リーダー)から、

拡張機能 > Chromeウェブストアにアクセス

を選択。

Chromeウェブストアにアクセス

②「postman interceptor」をインストールする

検索窓に「postman interceptor」と入力して、インストールが完了したら有効化します。

postman interceptor

③「postman」のアカウントを作成する

アカウントの作成を促されますので、「postman」のアカウントを作成します。

※無料で作成できます。

「postman」アカウント作成

postman interceptorを使ってURLを送信する

postman interceptorを使って、Bing Webmaster toolsにインデックスさせたいURLを送信します。

※インストールの説明では、Chromeを例にしていましたが、ここからはEdge(エッジ)を使って説明しています。
その為、少し見た目が違うかもしれませんが、ご了承ください。

①拡張機能のpostman interceptorを開く

拡張機能から、postman interceptorを選択します。
拡張機能postman interceptor

②HTTPを選択する

左メニューにある「新規」ボタンを選択。
新規ボタンを選択

HTTP」を選択。

HTTPを選択

③送信するURLを作成する

1つのURLを送信するには、次の形式にします。

https://<searchengine>/indexnow?url=(インデックスさせたいURL)&key=(あなたのAPI KEY)&keyLocation=(API KEYが置いてある場所)

searchengine部分は、Bingにインデックスさせるので、www.bing.comになります。

つまり、次のようなURLになります。

https://www.bing.com/indexnow?url=https://example.com/new.html&key=37b415d2d8d74bbdb65885eb0a5d7dd3&keyLocation=https://example.com/37b415d2d8d74bbdb65885eb0a5d7dd3.txt

※スクロール及び、コピーができます。

④postman interceptorを使ってURLを送信する

メソッドが、「GET」になっていることを確認します。

そして、作成したURLを、リクエストボックスに貼り付けます。

URLが正しく作成されていれば、urlkeykeyLocationに、あなたが記載した値が表示されます。

postman interceptorのURL送信画面

問題がないようなら「送信」ボタンを押します。

APIの仕様が変更になった場合などは、上手くいかない事もあるかもしれません。

問題なさそうなのにエラーが出る場合は、公式ドキュメンテーションをご確認ください。

⑤正常に送信されたかを確認する

ページ下方に、リクエスト結果が表示されます。

200 OK」と表示されていれば、送信成功です。

HTTPリクエスト結果

⑥Bing Webmaster toolsでインデックスを確認する

HTTP送信後、1~2分程度で、Bing Webmaster toolsの「IndexNow」に、送信されたURLのリストが更新されます。

Bing Webmaster toolsの「IndexNow」

これで、インデックスされました。

長くなってしまったので、一旦、これで終了します。

postman interceptorを使って、複数のURLをBing Webmaster toolsに送信する方法は、下記をご参照ください。