NVIDIAのグラフィックドライバーをStudioドライバーへ変更する方法

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にゃのらいとにゃのらいと

Adobe Premiere Proをアップデートしたら、ビデオドライバーはサポート対象外だと表示されたにゃ!

動作が安定していたこともあり、「Premiere Pro 2019」をずっと使い続けていました。

しかし、最近のAdobe Premiere Proは、文字おこし機能がついていることを知り、バージョン 25.1にアップデートしたところ、「システムの互換性レポート」で、警告が表示されました。

Adobe Premiere Proシステムの互換性レポート

どうやら、ビデオドライバーのバージョンが古かったようです。

その為、ビデオドライバーを最新のものにしたのですが、知らなかった事が色々あったので、その備忘録になります。

なお、使用しているグラフィックボードは、「NVIDIA Geforce GTX 1660」です。

NVIDIAのグラフィックドライバーのアップデート方法

NVIDIAのドライバーのアップデート方法についてです。

※NVIDIAのアカウントがあることが前提で説明しています

①NVIDIA GeForce Experiencを起動

検索ボックスに「NVIDIA GeForce Experienc」と入力して、NVIDIA GeForce Experiencを起動します。

NVIDIA GeForce Experiencを検索

②利用可能なドライバーのダウンロード

タブで「ドライバー」を選択すると、現在インストール済みのドライバーと、利用可能(更新可能)なドライバーが表示されます。

NVIDIA GeForce Experiencドライバータブ

もし、利用可能なバージョンがある場合は、それをダウンロードして、更新作業をおこなえば完了です。

にゃのらいとにゃのらいと

あれ、Studioドライバーじゃないにゃ?

今回、詰まったのはこの箇所でした。

Adobeのサポートページでは、Studioドライバーをアップデートするようなことが書いてあったのですが、表示されているのは、Game Readyドライバーです。

そこで初めて、NVIDIAのグラフィックドライバーが2種類ある事を知りました。

Game Readyドライバー
主に最新のゲームタイトル向けに最適化されており、ゲームのフレームレートやパフォーマンスを重視しています。
Studioドライバー
Adobe Premiere Proなどのクリエイティブアプリケーションに最適化され、安定性とアプリケーションでのパフォーマンスを重視しています。

なお、Game ReadyドライバーとStudioドライバーを同時にインストールすることはできません。

その為、今回は、

  1. Game Readyドライバーのアンインストール
  2. Studioドライバーのインストール

をしました。

NVIDIAのグラフィックドライバーをStudioドライバーへ変更する方法

NVIDIAのドライバーをStudioドライバーへ変更する方法についてです。

①Studioドライバーのダウンロード

NVIDIAのドライバダウンロードページに移動します。

【公式】NVIDIA ドライバーダウンロードページ

必要事項を入力し、「探す」ボタンで検索します。
NVIDIA ドライバー検索ページ

該当するドライバーが表示されるので「詳細を見る」ボタンを選択して、ドライバーをダウンロードしておきます。

NVIDIAドライバーダウンロードページ

②インストールされているアプリへ移動

検索ボックスに「インストール」と入力して、インストールされているアプリ画面へ移動します。

インストールされているアプリを検索

③Game Readyドライバーのアンインストール

インストールされているアプリの検索窓に、「NVIDIA」と入力して、NVIDIA関連のアプリを表示。

不要なアプリは、グラフィックスドライバーなので、「・・・(三点マーク)」をクリックしてアンインストールします。

Game Readyドライバーのアンインストール

※アンインストール後は、再起動する必要があります。
その為、他のアプリケーションは閉じておきましょう。

※また、グラフィックボードを経由して表示されているモニターも使えなくなります。

④Studioドライバーをインストール

パソコンが再起動したら、先程、ダウンロードしておいたStudioドライバーをインストールします。

インストーラーを実行し、画面の指示に従ってインストールします。

NDIVIAグラフィックスドライバーのインストラー

自分の場合は、クリーンインストールをしたかったので、「カスタム(詳細)」を選択。

※クリーンインストールの場合、グラボで設定していたものがあれば、それらは削除されます

NDIVIAグラフィックスドライバーのインストラー「カスタム(詳細)」

クリーンインストールの実行」のチェックボックスにチェックを入れます。

クリーンインストールの実行のチェックボックスにチェックをする

これで「次へ」ボタンを押せば、インストールされて完了です。

NVIDIA GeForce Experiencで確認したところ、無事、Studioドライバーへ変更されていました。

NVIDIA GeForce Experiencで確認

もちろん、Adobe Premiere Pro 25.1も起動することができました。

また、Illustlatorの起動も今までは、起動に1分ぐらい掛かっていましたが、今では15秒です。

Adobe関連のアプリの起動が遅く感じたら、一度、グラフィックボードのドライバーを確認した方がいいかもしれませんね。

以上、NVIDIAのドライバーを、Studioドライバーへ変更する方法でした。