GmailのPOP終了でIMAPに切り替えようとした話【さくらインターネット環境】

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この記事は、POP終了のアナウンスがあった際に試行錯誤した時のものです。

ご存じの方も多いと思いますが、Gmailでは2026年12月末で、POPのサポートが終了します。

これまで私は、パソコン版のGmail上で、他社サーバーの独自ドメインメールをPOP経由で取得していましたが、今後はそれができなくなります。

にゃのらいとにゃのらいと

Gmailで、“他のアカウントのメールを確認”の設定をしている人は影響があるにゃ。

Gmail|他のアカウントのメールを確認

そこで、さくらインターネットのスタンダードプランで使用しているメールをIMAP接続に切り替えようと試みたのですが、うまくいかず、今回はその経緯を記録として残しておきます。

にゃテックにゃテック

結局、Google WorkSpaceで管理することにしたので、そのことをまとめた記事がこちらです。

“エックスサーバー”で管理しているメールアドレスの追加方法
“お名前.com×さくらインターネット”で管理しているメールアドレスの追加方法
Google Workspace移行後にDMARCが“FAIL”になる原因
個人用GmailからGoogle Workspaceへメールデータを移行する方法

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現状の状況(POP)と実現したい(IMAP)こと

まずは、現在の状況(POP)と、実現したいこと(IMAP)を整理します。

現在の状況は、さくらインターネットで運用している独自ドメインのメールを、POP経由でGmailに取得している状態です。

POPについて

にゃのらいとにゃのらいと

POPはサーバーにあるメールを取り出して表示させるにゃ。

そして、実現したいのは、IMAPを利用してメールを管理できるようにしたいです。

IMAPについて

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これをGmailアプリではなく、PC版のGmail(Web)で実現したいにゃ。

なお、“GmailifyとPOPのサポート終了”に関する記事で、「PC版のGmailでも、引き続き他社メールをIMAPに切り替えれば大丈夫」と紹介しているWebサイトも見かけました。

しかし、それは「Gmailのメールを他のメールソフト(例:Thunderbird)でIMAP経由で受信する」ための設定か、Gmailのアプリ版を指していると思われます。

Gmailで受信したメールをIMAP経由で受信する

にゃテックにゃテック

その為、“パソコンのGmail上で他社メールを受信・管理する設定”とは違うと思いました。

転送設定がダメな理由

単純にGmailで受信するだけであれば、レンタルサーバー側で転送設定をおこなうことで、メールを受け取ることは可能です。

実際、5〜6年前まではその方法(転送設定のみ)で問題なく運用していました。

しかし、Gmailがセキュリティレベルを引き上げた頃から、転送されたメールが迷惑メールフォルダに入ることもなく、そもそも受信自体されない(破棄される)という現象が頻発しました。

レンタルサーバーの転送設定の弱点

つまり、転送設定だと、Gmail側にメールを拒否された場合、どこにもメールが残らないというリスクが発生します。

※レンタルサーバーによっては転送してもサーバーにメールを残す設定は可能です(エックスサーバーは可能)。しかし、さくらインターネットのスタンダードプランではできませんでした。

そのため、今までは必ず受信できるようにするために、POP3による受信方式を使っていたという経緯があります。

GmailでIMAPを使って他社メールを受信することはできない

Gmailのサーバー機能としては、外部メールサーバーからIMAPでメールを受信することはサポートしておらず、POP3のみ対応しています。

そのため、Googleの公式な説明では、これまでと同じように外部メールをGmail上で管理したい場合は、Google Workspaceへの移行を推奨しているようでした。

参考:Gmail の Gmailify と POP の今後の変更について
参考:パソコンで別のメール アカウントを追加する

しかし、Google Workspaceの料金を確認したところ、最安プランの「Starter」でも月額800円と、メールの管理費用としてはやや高額だったので、導入は見送りました。結局、導入することにしました。

Google Workspace料金

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Google Workspaceの代わりとなるimapsync

Google Workspaceの使い方を調べていたところ、「Workspaceは料金が高いため、メール管理が目的なら imapsyncに移行した」という記事を見かけました。

imapsync(アイマップシンク) とは?

IMAP対応のメールサーバー間でメールデータを同期・移行できるツールです。
異なるサーバー間でも、フォルダ構成や未読状態を保ったままメールをコピーできるため、サーバー移転やバックアップに使用されます。

そのため、さくらのレンタルサーバー(スタンダードプラン)に、imapsyncをインストールして、それをcronで動かそうと思いました。

懸念点は、スタンダードプランなのでルート権限がないことだったので、ChatGPTに相談したところ、できる(実証済み)”と自信満々だったので、取り組むことにしました。

にゃテックにゃテック

結果、誤りでした・・・。

ChatGPTの言い訳
ChatGPTの言い訳

なお、手順としては以下のように考えていました。

  1. SSH接続を有効にする
  2. SSHでログイン
  3. imapsync をダウンロード
  4. 同期コマンドを作成
  5. cronを設定

上記の手順でつまずいたのは、imapsyncを動かすために必要なPerl モジュールの依存関係でした。

エラーが出るたびに不足しているモジュールを追加していきましたが、十数回同じ作業を繰り返したところで諦めました。

なお、さくらインターネットに「GmailのPOPサポート終了に伴い、代替となる対策はありますか?」と問い合わせてみたところ、

対応方法が決まり次第、あらためてご案内させていただきます

との回答をいただきました。

そして、問い合わせから約1週間が経過しましたが、現時点ではアナウンスはないようです。

にゃテックにゃテック

2025年12月に入ってから、各サーバー会社から公式な見解が発表されました。

最終的に、Google WorkSpaceで、各メールアドレスを管理することにしました。

それらの設定過程をまとめた記事がこちらです。




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GmailのPOP終了に関するよくある質問(FAQ)

今回のGmailにおけるPOPサポート終了について、よくある疑問点をまとめました。

Gmailアプリ(スマホ)でIMAP設定すれば、ブラウザ版Gmailでも確認できる?
できません。
IMAP は「外部サーバー上にあるメールをメールアプリが直接読み込む方式」であり、Gmailのサーバーにメールが保存されるわけではありません。

  • Gmailアプリ:外部サーバーに IMAP 接続してメールを表示
  • ブラウザ版Gmail:Gmail サーバーに保存されたメールのみ表示

という仕組みの違いがあります。

ブラウザ版Gmailに外部サーバーのメールを受信する方法はある?
あります。
一番、簡単なのは、レンタルサーバー側で転送設定をおこなうことです。
しかし、Gmailの強力なフィルタ機能により、転送されたメールが迷惑メールフォルダにも届かないことがあります。
転送設定すると、レンタルサーバー側のメールは消える?
レンタルサーバーの機能と設定次第です。
ただ、そうなるとブロックされてしまったメールがないかをチェックする必要がでてくるので、転送自体をあまりオススメしません。
OutlookやThunderbirdなどのメールソフトに切り替えればOK
はい。
IMAPでの受信なりますが、無料でできる現実的な方法になります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。