※当サイトにはプロモーションが含まれています。
Web業界に携わって、はや十数年。
Facebookや、インスタグラムで横行している有名人の名前を語った「投資広告詐欺」について、思うところもあって考えを書き残しておきます。
投資広告の詐欺案件を減少させるのは簡単だと思います。
対策として、
- 広告を出せるのは、その国に法人があること(日本に出稿したいなら、日本に法人があること)
- 資本金 1,000万円以上の法人であること
- 登記簿謄本の原本をMeta社に郵送すること
この3つの条件を満たす法人のみ、広告をだせるようにすれば、詐欺案件は減るのではないでしょうか?
AI学習の必要はなく、数人のエンジニアで仕組みは作れるかと思います。
犯罪を放置し続けた2ちゃんねる(2ch)
ご存じの方も多いと思いますが、昔「2ちゃんねる」という匿名性のオンライン掲示板サービスがありました。
しかし、この匿名性が高じて、サイト内では違法行為が横行する環境が醸成されました。
主に、違法薬物の売買、誹謗中傷など、法律違反とされるような内容の投稿が後を絶ちませんでした。
しかし、運営は日本の法律がインターネット上の表現の自由を守っていることを理由に、長らく具体的な対策を実施しない姿勢を崩しませんでした。
これも対策としては難しくはなく、
- 無料会員でもクレジットカードを登録させる
ことを義務づけ、開示要求に応じる姿勢を見せていれば、犯罪の温床となることを防げたと考えます。
プラットフォームとしての責任
「包丁を作った人に責任はない、包丁を悪用した人に責任がある」
といった論理で語られる事があります。
それは、その通りですが、自分は“プラットフォーム”と“包丁”は同義だと考えていません。
プラットフォームは、環境や基盤なので、道具である“包丁”とは別の概念です。
例えるなら、ハプニングバーを運営していて、その中で違法行為が行われている事を認識しているのに、
「私はお客様のプライバシーを守る義務がある」
と言っているようなもので、これは思考停止及び、言い逃れではないかと考えます。
※なお、法律を遵守しているのであれば、ハプニングバー自体は問題ありません。
企業として、利益を確保する必要があることはわかります。
ただ、会社が成熟してきたら、利益の追求だけでなくモラルに配慮した行動を期待したいところです・・・。