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最近、ある仕事を請け負った関係で AI作曲ツールの「Suno(スノー)」 を使う機会が増えました。
AIが歌詞と音楽を自動生成する次世代の作曲ツールです。英語や日本語のテキストを入力するだけで、メロディ・ボーカル・伴奏を含む完成度の高い楽曲を数十秒で作成できます。
数十曲ほど生成するうちに、毎回スタイルを調べてコピペするのが手間に感じたため、AI音楽生成サービス「Suno」などで使える “スタイル指定(style prompt)”を日本語で選んでコピーできるツールを作ってみました。
音楽ジャンル・楽器・テンポ・ムードなどから、適用したいスタイルをチェックするだけで、英語のプロンプトを生成します。

もちろん、“無料”で利用できるにゃ。
Suno Styles Tool(スノースタイルツール)の使い方
それでは、自作した「Suno Styles Tool(スノースタイルツール)」の使い方について説明します。
※画像には開発中の画面も含まれています
①チェックボックスで選択
使い方は簡単です。
適用したい音楽ジャンルや楽器などをチェックボックスから選択していきます。
スタイルカテゴリーの一覧
- 音楽ジャンル(音楽スタイル)
- 楽器
- テンポ
- 雰囲気・感情
- ヴォーカルタイプ/発生スタイル
- ヴォーカルタイプ/合唱・形式
なお、よく使われるスタイルを中心に、厳選して一覧にまとめました。

②更新ボタンで出力
チェックボックスで選択を終えたら、出力エリアの「更新」ボタンをクリックします。
するとスタイルプロンプトが生成されるので、「コピー」ボタンを押して内容をコピーし、Sunoの「Style of music(スタイル)」欄に貼り付ければ完了です。

なお、Suno v4.5では、「Style of music」欄に入力できる文字数がこれまでの約200文字から、最大約1000文字までに拡張されました。
その他の機能について
その他、機能と言える大層なものではないですが、それぞれ説明します。
Instrumental(インストゥルメンタル)機能
以前は、Instrumentalのトグルボタンがあったのですが、Suno V4.5(もしくはV5)からトグルボタンが消えました。
そのため、歌詞を入力しないだけでは、AIが意図せず無音のボーカルトラックを生成したり、自動で歌詞を追加してしまう場合があります。
もし、Instrumentalの楽曲を生成したい場合は、InstrumentalのトグルをONにして、「更新」ボタンを押してください。

「[Instrumental] タグ」が付与されるにゃ。
Lo-fi(ローファイ)機能
Lo-fiは「Low fidelity(低忠実度)」の略で、高音質やクリアさをあえて避け、ノイズや歪み、テープ特有の質感を残したサウンドスタイルを指します。
生成AIでは、プロンプトで細かく指示を固めすぎるよりも、ある程度の“余白”を持たせたほうが、結果的に自然で失敗の少ない傾向があるように感じているので、この項目を作成しました。

Instrumentalのトグルと同様に、Lo-fiのトグルをONにしたあとに、「更新」ボタンを押してください。
ランダム機能
ランダム機能では、各スタイルの中からランダムでスタイルを自動選択します。
そのため、通常では考えにくいユニークな組み合わせのスタイルが生成されることもあります。
組み合わせのパターンはおそらく数十万通り(※計算していないため目安です)。

なお、他のスタイルやInstrumentalタグを追加したい場合は、ランダムボタンで生成したあとに、再度、付与したいスタイルを追加して「更新」ボタンで更新してください。
Suno Styles Toolはこんな方におすすめ
Suno Styles Tool(スノースタイルツール)は、「英語でのスタイル指定がむずかしい」「いろいろなジャンルを組み合わせて試したい」そんな方のために作られたAI音楽プロンプト支援ツールです。
直感的にクリックするだけで、自分好みのスタイル指定が完成し、Sunoでの音楽制作がスムーズになります。
会員登録などは不要ですので、ぜひ気軽にお試しください。





