エラーの原因を追及!ワードプレスのデバッグ方法

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前回、ワードプレステーマにあるデザイン着せ替え機能を使用しようとしたら、「File type is not allowed」というエラーが表示されて困ったという記事をアップしました。

会社員時代は、エンジニアさんと一緒に作業することが多かったので、エラーがでたら丸投げしてましたが、一人で作業をしているとそうはいかず、上記のエラー解決に時間を費やしました。

その為、今更ですが、デバッグ(エラーログの確認)の重要性を認識しました。

デバッグとは

プログラムやシステムのエラーやバグ(不具合)を検出し、修正するプロセスを指します。

その備忘録です。

ワードプレスのデバッグモードの有効化方法

ワードプレス(WordPress)のデバッグモードの有効化方法です。

①wp-config.phpに設定を追加

ワードプレスをインストールしたフォルダ内にある、wp-config.phpファイルに修正を加えます。

wp-config.php

なお、wp-config.phpファイルは、設定ファイルなので、万が一に備えて、修正する前にバックアップをとっておきましょう。

wp-config.phpファイルに、以下の行を追加または修正します。

define('WP_DEBUG', true);
define('WP_DEBUG_LOG', true);
define('WP_DEBUG_DISPLAY', false);

なお、デフォルトでは、

define('WP_DEBUG', false);

となっていると思うので、falseの箇所を、trueに書き換えるか、「#」や「//」などで、元の設定をコメントアウトします。

wp-config.phpファイルへの記載例

②debug.logの作成

エラーメッセージを記録する、debug.logを作成します。

debug.logの作成場所は下記になります。

/ (ルートディレクトリ)
┣━ wp-admin
┣━ wp-content
┃ ┣━ debug.log(※新規作成する)
┃ ┣━ plugins
┃ ┣━ themes
┃ ┗━ uploads
┣━ wp-includes
┣━ index.php
┗━ wp-config.php

なお、debug.logは、空のテキストで構いませんので、wp-contentフォルダ内に新規ファイルでテキストを作成して、名称をdebug.logにして保存します。

wp-contentフォルダ内に新規作成

ひとまず、これでOK。

エラーが出た場合は、このようにエラーが記録されるようになります。

debug.logへの記録例

問題が解決したら、デバッグモードは無効化して元に戻しておきましょう。

何故なら、debug.logを参照可能な場所に設置しておくと、セキュリティにリスクがあるためです。