THE THOR(ザ・トール)の関連記事のタイトルをカスタマイズする方法

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THORの関連する記事のタイトルをカスタマイズしてくれ!

にゃテックにゃテック

おけまるだにゃ

高度なカスタマイズ方法は下記で解説

ワードプレス(WordPress)テーマの「THOR(ザトール)」には、関連記事の表示や、そのタイトルを変更する事ができます。

まず最初に、THE THORの管理画面から設定できる方法を説明しておきます。

左メニューにある、

外観 > カスタマイズ > 投稿ページ設定(THE)

を選択。

外観 > カスタマイズ > 投稿ページ設定(THE)
続いて、「関連記事設定」を選択。
関連記事設定を選択

関連記事を表示するか選択を「表示する」にすれば、関連記事が表示されるようになります。

また、「タイトルを入力」の箇所に、好きなタイトルを記載することで、その内容が表示されます。

THORの関連記事の設定
にゃのらいとにゃのらいと

こんな感じでいいのかにゃ?

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クライアントクライアント

違う!
『「カテゴリー名」に関連する記事』となるように、カテゴリー名が変数になるようにしてくれ!

THORの関連記事のタイトルを可変にする

関連記事のタイトルにカテゴリー名を表示させる方法

ワードプレステーマの「THE THOR(ザ・トール)」の関連する記事のタイトルに、カテゴリー名が表示させる方法について説明します。

①親テーマにあるsingle-related.phpをダウンロードする

(WinSCPやFileZillaなどの)FTPソフトを使用して、ローカルホスト(自分のパソコン)に、親テーマにあるsingle-related.phpをダウンロードします。

なお、フォルダの構成は、概ね下記のようになっていると思います。

/home/(あなたが契約した名前)/www/(あなたが作成したフォルダ名)/wp-content/themes/the-thor/template-parts

親テーマにあるsingle-related.phpをダウンロード

②single-related.phpを編集する

single-related.phpの63行目付近に下記が記述されていると思います。

$title = '関連する記事';
if ( get_option( 'fit_postRelated_title' ) ) {
$title = get_option( 'fit_postRelated_title' );
}

その下に、以下の内容の記述を追加します。

require_once get_template_directory() . '/inc/parts/display_category.php';
$cats = get_the_category();
$display_category = null;
$display_category = new FitDisplayTheCategory( $cats,'category' );

$most_btm_names = array();
$most_btm_names = $display_category->get_deisplay_the_category();

$term_id = get_cat_ID( $most_btm_names[0] );
$cat_link = get_category_link( $term_id );
$categoly_name = $most_btm_names[0];

$categoly_nameという変数に、THORで設定したカテゴリー名が代入されるようになります。

あとは、カテゴリー名が表示されるように記述する必要があります。

その為、まずは以下のコードがあるのを確認します。

echo '<aside class="related">';
echo '<h2 class="heading heading-sub">' . $title . '</h2>';

このコードを以下の様に修正します。

echo '<aside class="related">';
echo '<h2 class="heading heading-sub">' . $categoly_name . $title . '</h2>';

実際に記述すると下記のようになります。

実際のコード記述例

③子テーマにtemplate-partsフォルダを作成する

子テーマにtemplate-partsフォルダを作成します。

子テーマにtemplate-partsフォルダを作成

※画像では子テーマのフォルダ内に、assetsやpartsなどのフォルダやファイルがありますが、通常はstyle.css、style-user.css、screenshot.png、functions.phpの4つしかないと思います。

④修正したsingle-related.phpを子テーマにアップロードする

先程、修正したsingle-related.phpを子テーマに作成した「template-partsフォルダ内」にアップロードします。

修正したsingle-related.phpを子テーマにアップロード

これで、「カテゴリー名+タイトルを入力で設定した文字列」として、表示されるようになりました。

つまり、関連記事の設定の「タイトルを入力」の箇所に、に関連する記事と入力することで、
THORの関連記事の設定

「カテゴリー名」に関連する記事と表示される様になります。

THORの関連記事のタイトルを可変にする

もし、サイトが真っ白になるなどの不具合があった場合は、今、アップロードしたsingle-related.phpを削除すれば元に戻ります。

何故なら、親テーマには一切変更を加えてないからです。

補足

この修正は、THORで予め設定(用意)されている、display_category.phpのファイルを利用しています。

その為、今後のアップデートで、display_category.phpファイルに変更があった場合は、正しく動作しない可能性があります。

なお、THORの検証は、バージョン2.5.0でおこないました。