SWELL(スウェル)のリッチカラム全体に背景を設定する方法

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ワードプレス(WordPress)テーマのSWELL(スウェル)には、リッチカラムというパソコンやスマホで見た時に、デザインがレスポンシブ対応になる機能があります。

しかし、このリッチカラム機能は、リッチカラム全体に対して背景を設定することができません。

つまり、次のように背景を設定することはできるのですが、

SWELL|リッチカラムに背景でできること

下記のように、リッチカラム全体を背景を設定することはできません。

SWELL|リッチカラムに背景でできないこと

今回は、リッチカラム全体に対して背景を設定して、次のようなデザインを作成したいと思います。

SWELL|リッチカラムのカスタムデザイン

SWELL(スウェル)のリッチカラムに背景を設定する方法

SWELL(スウェル)のリッチカラムに背景を設定する方法です。

①リッチカラムに背景を追加するCSSについて

下記が、リッチカラムに背景を追加するCSSになります。

.nya-bg-graph-paper {
background-color: #fff; /* 背景色を設定 */
background-image: linear-gradient(transparent 95%, #e9e9e9 50%, #e9e9e9), linear-gradient(90deg, transparent 95%, #e9e9e9 50%, #e9e9e9);
background-size: 16px 16px;
background-repeat: repeat;
border-radius: 20px;
border: solid 2px #ccc;
padding: 10px 5px;
max-width: 700px;
margin: 0 auto;
}

background-colorで、背景色を設定する事ができます。

background-imageで、方眼紙のような線を作っています。

borderで、枠線を作成しています。

max-width: 700px;で、最大幅を設定していますが、親要素いっぱいの幅にしたい場合、この設定は不要です。

また、margin: 0 auto;で、記事の中央にする設定をしていますが、親要素いっぱいの幅にした場合は、この設定は不要です。

このCSSを「追加CSS」に記載しておきます。

にゃテックにゃテック

画像は賢威のものですが、追加CSSへの記載方法はこちら

②リッチカラムを使ってデザインを作成

では、SWELLでリッチカラムを使ってデザインを作成します。

下記の図は、リッチカラム左(40%)、リッチカラム右(60%)で作成しました。

SWELL|リッチカラム

③追加CSSクラスを設定

全体を含む一番外側のブロックを選択します。

SWELL|最も外側のブロックを選択

この状態でCSSのクラスnya-bg-graph-paperを追加します。
SWELL|追加CSSクラス

これで保存(更新)すれば、リッチカラム全体に背景が表示されていると思います。

※ワードプレスの編集画面には、デザインが反映されないのでプレビューでご覧ください

補足:ワードプレスの「追加CSS」の編集箇所について

現在のワードプレステーマにCSSを追加したい場合、左メニューにある、

外観 > カスタマイズ

を選択します。

外観 > カスタマイズ
追加CSS」を選択します。
追加CSS

追加したいCSSを記述します(コピペして貼り付けます)。

公開」ボタンを押して保存すれば完了です。

なお、追加CSSに記載する際に、ブラウザ上で全角から半角に変換すると、エンコーディング(文字コード)の関係で、不具合が発生することがあります。

その為、編集する時は、メモ帳などに貼り付けたものを編集をしてからペーストするようにしましょう。

追加CSSを公開

なお、ブラウザにキャッシュが残っていると、前のデザイン(CSS)が表示されたり、デザインが崩れて表示される事があります。

その際は、強制リロード(ハードリフレッシュ)をしてみてください。

各ブラウザごとの、強制リロードの方法は次の通りです。

Windows Mac
Google Chrome 【Ctrl+F5】
【Ctrl+Shif+R】
【Command+Shift+R】
Microsoft Edge 【Ctrl+F5】
【Ctrl+Shif+R】
【Command+Shift+R】
Mozilla Firefox 【Ctrl+F5】
【Ctrl+Shif+R】
【Command+Shift+R】
Safari(Mac) 【Command+Option+R】

強制リロードをすることで、ブラウザがキャッシュを無視し、最新のコンテンツを再読み込みします。