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今まで、契約書の締結には“クラウドサイン”、領収書の発行には“領収書ドットコム”というサービスを使っていました。
何故なら、以前勤めていた会社でも使っていたからです。
ところが最近、会計ソフトの“freee(フリー)”でも、契約書の締結や領収書(請求書)の発行もできるということに気付きました。
もしあなたも、私と同じように目的ごとにいくつかのサービスを使い分けているなら、読み進めてみてください。
『freeeサイン』ってどんなサービス?
freeeサインは、契約書の作成から締結、保管までをオンラインで完結できる電子契約サービスです。
紙での印刷や押印、郵送が不要になり、契約相手にメールで送るだけで署名・締結が完了します。

単体で利用する場合は、月額5,980円(Starterプラン)から、月50件までの契約締結が可能です。
なお、会計ソフト「freee会計」や「freee開業」などを有料契約している場合、その契約内でfreeeサインを一定数まで無料で利用することができます。
「月に数件しか契約を交わさない」個人事業主や小規模な店舗運営者なら、追加料金なしで電子契約の仕組みを取り入れられます。
クラウドサインほどの機能はありませんが、freeeサインには次のような基本的な機能が備わっています。
- 署名履歴の保存
- タイムスタンプ付きの記録
- 電子帳簿保存法に対応した保管
これらを踏まえると、比較的シンプルな制作契約であれば、freeeサインで十分対応できるケースが多いと感じています。
『freee請求書』ってどんなサービス?
freee請求書は、請求書・見積書・納品書・領収書といった各種帳票を、クラウド上で作成・送付・保存できるサービスになります。

単体で利用する場合は、月額1,980円(スタンダードプラン)から利用できます。
freee請求書の特長は、「見積書 → 納品書 → 請求書」という流れの中で、入金後の領収書まで自動で作成できる点です。
たとえば、取引先から「領収書もください」と言われた場合でも、別のサービスにログインして新しく作る必要はなく、請求書のデータをもとに、ワンクリックで領収書を発行することができます。
発行した領収書はfreee内に履歴として残るから、「いつ」「誰に」「いくらで」発行したかを後からすぐ確認できるにゃ。
もちろん、請求書を発行(作成)していない場合でも、領収書のみを単独で作成することも可能です。
freeeの他の主要サービスについて
なお、freeeは「事業の立ち上げ → 運営 →成長」に至るあらゆる段階を支援するクラウドサービスを展開しています。
以下、代表的なサービスとその内容になります。
- freee会計
- 個人事業主から中小企業まで対応するクラウド会計ソフト。銀行口座やクレジットカードとの連携、自動仕訳、試算表・決算書の作成機能などを備え、経理や会計業務を効率化するfreeeの基本サービスです。
- freee申告
- 帳簿入力から決算書・申告書作成、電子申告までをシームレスにサポートする法人・個人向け税務申告ソフト。
- freee販売
- 見積書・請求書・納品書など販売管理に関わる帳票作成や回収業務を効率化するサービス。
- freee支出管理
- 経費精算・請求書受取・小口現金・支払い承認フロー等、支出に関わるあらゆる業務をクラウドで管理・自動化するサービスです。
- freeeデータ化サービス
- 領収書や通帳、クレジットカード明細など紙・電子証憑をクラウド上でデータ化し、仕訳データとして納品するサービス。会計事務所や顧問先が効率的に経理入力を進めるための支援ツールです。
- freee会社設立/freee開業
- 会社設立や個人事業の開業手続きをオンラインで簡易におこなえる支援サービスです。
- freeeカード Unlimited
- 年会費・発行手数料無料の法人向けクレジットカードで、経費処理・明細連携の手間を減らすことを狙ったサービスで、freeeと連携させることができます。
今では、freee関連のサービスを中心に、日々の業務のほとんどを完結できるようになっていました。
freeeのプラン別の機能比較
freee会計には、法人向けプランと個人事業主向けプランが用意されています。
これらのプランでは、会計処理だけでなく、契約書の締結や請求書・領収書の発行といった業務にも対応可能です。
法人向けプランの場合
法人向けプランの場合に利用できる機能をまとめました。
| 機能 | Starter | Standard | Advance |
|---|---|---|---|
| 電子サイン無料枠 | 50通/月 | 100通/月 | 1,000通/月 |
| 一括送信上限数 | – | 1,000 | 1,000 |
| 文書保管アップロード上限数 | 1,000/月 | 1,000/月 | 3,000/月 |
| 基本ユーザー数 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
| テンプレート数 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
| 設定可能なユーザー権限の種類 | 2 | 2 | 6 |
| 利用可能な契約書ひな形の種類 | 98 | 98 | 98 |
| 電子署名 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 文書の電子署名の従量課金 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 送信時ファイル添付 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 受信時ファイル添付 | 〇 | 〇 | 〇 |
| CC送信 | 〇 | 〇 | 〇 |
| コメント履歴 | 〇 | 〇 | 〇 |
| URL発行 | 〇 | 〇 | 〇 |
| SMS送信 | 〇 | 〇 | 〇 |
| マイ印鑑 | 〇 | 〇 | 〇 |
| フォルダ | 〇 | 〇 | 〇 |
| 文書複製 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 相手方の電話番号確認 | 〇 | 〇 | 〇 |
| API・Webhookの利用 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 文書保管 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 文書保管時の検索項目自動登録 | – | 〇 | 〇 |
| 対面契約 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 署名依頼の転送(複数承認) | 〇 | 〇 | 〇 |
| 補足資料アップロード | 〇 | 〇 | 〇 |
| Wordテンプレート | – | 〇 | 〇 |
| 文書一括作成・送信機能 | – | 〇 | 〇 |
| 文書一覧ダウンロード(CSV) | – | 〇 | 〇 |
| リマインダー | – | 〇 | 〇 |
| 相手方画面・メールのブランドロゴ変更 | – | 〇 | 〇 |
| 契約チェック | – | 〇 | 〇 |
| リースチェック管理(新リース会計基準対応) | – | 〇 | 〇 |
| グループ管理(閲覧制限) | – | 〇 | 〇 |
| freee人事労務の部門・役職による閲覧制限 | – | – | 〇 |
| 関連契約紐付け機能 | – | – | 〇 |
| アクティビティ | – | – | 〇 |
| ワークフロー | – | – | 〇 |
| IPアドレス制限 | – | – | 〇 |
| SSO認証 | – | – | 〇 |
| ログイン時の二要素認証 | – | – | 〇 |
| 電話・メール・チャットによるカスタマーサポートの可否 | 〇 | 〇 | 〇 |
個人事業主向けプラン
個人事業主向けプランの場合に利用できる機能をまとめました。
| 機能 | スターター | スタンダード | アドバンス |
|---|---|---|---|
| 電子サイン | 10通/月 合計 |
20通/月 合計 |
30通/月 合計 |
| 電子署名 | |||
| 文書保管アップロード上限数 | – | 10 | 10 |
| 基本ユーザー数 | 1 | 3 | 3 |
| テンプレート数 | 10 | 10 | 10 |
| 利用可能な契約書ひな形の種類 | 98 | 98 | 98 |
| コメント履歴機能 | 〇 | 〇 | 〇 |
| マイ印鑑 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 相手方の電話番号確認 | 〇 | 〇 | 〇 |
| CC送信 | – | 〇 | 〇 |
| 文書保管 | – | 〇 | 〇 |
| 契約チェック | – | – | 〇 |
| 電話・メール・チャットによるカスタマーサポートの可否 | △ (メール・チャットのみ可能) |
||
今までは、
freee=会計ソフト
だと思い込んでいましたが、freeeひとつで想像以上にいろいろなことができることがわかりました。
もしあなたも「ツールを増やしすぎて、管理が面倒になってきた」と感じているなら、freeeを中心にまとめてみると、思っている以上に“楽”になるかもしれません。






