一眼レフで撮影したように背景をぼかす方法

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一眼レフで撮影したように背景をぼかしてくれないかな

にゃテックにゃテック

おけまるだにゃ

被写体を目立たせるために、背景をぼかす処理をすることがあります。

そんな時にササッと、Photoshopで加工をする方法です。

Photoshopのバージョンと元画像

この記事を作成している時のPhotoshopのバージョンは、25.3.1です。

この元画像を、一眼レフで撮影したように背景をぼかしたいと思います。

元画像

Photoshopの画面構成の名称は、下記をご参照ください。

PhotoShopの画面構成の説明
photoshop画面構成
A.メニューバー:画面の一番上、オプションバーの上に表示され、全般的な設定ができます(ファイルを開く/閉じるなど)

B.オプションバー:メニューバーの下に表示され、ツールの詳細設定ができます(ブラシであれば太さなどの変更など)

C.ツールバー:画面の左側に表示され、作業に使える様々な道具が収納されています(図形の作成など)

D.パネル:設定の一部が画面の右に表示され、オプションバーではできない詳細設定ができます

一眼レフで撮影したように背景をぼかす手順

Photoshopで、一眼レフで撮影したように背景をぼかす方法です。

①フィルター機能の虹彩絞りぼかしを選択する

メニューバーから、

フィルター > ぼかしギャラリー > 虹彩絞りぼかし

を選択します。

虹彩絞りぼかしを選択

②焦点領域を合わせる(ぼかさない範囲を決める)

焦点領域を示す円が表示されたら、中央のピンをドラッグして、目立たせたい被写体の中心を囲むように移動します。

焦点領域を合わせる(ぼかさない範囲を決める)

なお、円の周りにある、丸いボタンのようなもの青い矢印参照)をドラッグして、ぼかす範囲を拡げたり、狭めたりすることもできます(他にも色々と調整できますが、ここでは割愛します)。

③ぼかし具合を調整する

パネルに表示されている、虹彩絞りぼかしのぼかしを調整します。
虹彩絞りぼかしのぼかし

調整が完了したら、「OK」を選択して完成です。

完成

補足:被写体以外すべてをぼかしたい場合

被写体の周りを大雑把にぼかしたい場合は、この「虹彩絞りぼかし」の機能で充分だと思いますが、被写体以外すべてをぼかしたい場合は、被写体の選択範囲を作成して、選択範囲を反転させます。

選択範囲を作成して、選択範囲を反転

■メニューバーから、

フィルター > ぼかし > ぼかし(ガウス)

を選択します。

ぼかし(ガウス)の値を変更して、ぼかす処理の調整をします。

ぼかし(ガウス)

完成しました。

補足-完成

ちょっと駆け足でしたが、Photoshopで、一眼レフで撮影したように背景をぼかす方法でした。

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