このサイトがChatGPTの参照元として利用されているのか調べてみた

※当サイトにはプロモーションが含まれています。

ChatGPTに質問すると、URLに参照元情報が含まれることがあります。

ChatGPT|参照元を表示

この参照元のリンクをクリックすると、

?utm_source=chatgpt.com

といったクエリパラメータが付加されています(utm_source以外のパラメータもあるようです)。

クエリパロメータ(utm_source=chatgpt.com)

このクエリパラメータを計測して、このサイトが、どれだけChatGPTの参照元になっているか調べてみました。

計測はGA4(Googleアナリティクス4)を使いました。
GA4を導入していない場合は、導入しておく必要があります。

UTMパラメータをGA4で計測する方法

utm_sourceのようなUTMパラメータは、 GA4でデフォルトで認識されるため、特別な設定はする必要がありません。

①対象のプロパティ(Webサイト)を選択

GA4にログインし、対象のプロパティ(Webサイト)を選択します。

【公式】Google アナリティクス 4(GA4)

②「レポート」→「集客」→「トラフィック獲得」を開く

左メニューにある「レポート」を選択。
GA4|レポート
見込み顧客の発掘 > トラフィック獲得 を選択。
GA4|見込み顧客の発掘 > トラフィック獲得

③「セッションの参照元/メディア」に変更

「セッションのデフォルトチャネルグループ」などのカラムを「セッションの参照元/メディア」に変更します。

GA4|セッションの参照元/メディア

すると、セッションの参照元の一覧が表示されます。

chatgpt.comと表示されている箇所が、ChatGPTから流入があった件数になります。

GA4|chatgpt.comの流入数

確認したところ、2025年度に入ってから、10件、このサイト全体では0.08%を占めていました。

追記:他のAIサービスの流入件数も調べてみた

ちなみに、他のAIサービスのクエリパロメータは主に以下の形式のようです。

  • Bing Copilot:?ocid=bingcopilot / ?form=chatgpt
  • Gemini:?utm_source=gemini.google.com
  • Perplexity:?source=perplexity / ?ref=perplexity
  • Claude:現時点ではパラメータなしが多い

なお、パラメータの付与は「AI本体」ではなく、リンク元となるブラウザやUIの仕様に依存する部分も大きいため、必ずパラメータが付与されるわけではないようです。

にゃテックにゃテック

2025年5月までの他のAIサービス(チャットボット)も含めて、流入件数を調べてみました。

GA4|AIサービスの参照元

にゃのらいとにゃのらいと

Perplexity(パープレ)が参照元として使っている割合が多かったにゃ!

にゃテックにゃテック

参照元として利用したのであれば、お金を払って欲しいにゃ!

こう思う人はきっと多いはず・・・。

各AIが使用している検索エンジンについて

ちなみに、各AIが使用している検索エンジンは以下の通りです。

AIサービス名 検索エンジン
ChatGPT Bingの検索を利用している
Bing Copilot Bing検索(Microsoft製の検索エンジン)がベース
Perplexity GoogleとBingの検索APIを活用しつつ独自の検索を構築
Gemini Googleの検索エンジンを活用
Claude 事前学習されたデータに基づいて生成

検索エンジン「Bing(ビング)」のシェア率が20%を超えてきたことに加え、AIの台頭により、今後さらに「Bing」の需要が高まるかもしれません。