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よくブログ記事などでみかける「●●のダウンロード方法や使い方」という記事。
こうした記事の需要は高く、WEBサイトで集客している人(法人)にとっては、作成しておいて損はないコンテンツ(記事)だと思います。
しかし、自分のパソコンに、そのソフトウェアをインストールしている場合、再度インストールするには一度アンインストールする必要があります。

そんな面倒なことはしたくないにゃ・・・
そんなときに便利なのが、仮想環境を手軽に構築できるWindows Sandbox(ウィンドウズ サンドボックス)です。
この機能を使えば、一時的なWindows環境を起動し、ソフトウェアのインストールや動作確認を安全におこなうことができます。
Windows Sandboxが使える要件について
Windows Sandboxを使用するには、以下の要件を満たしている必要があります。
- Windows 11 Pro / Enterprise(Homeエディションは非対応)
- メモリ最低4GB(推奨8GB以上)
- ストレージ1GB以上の空き容量
なお、自分のパソコンのエディションを確認するには、Windowsの設定にあるシステム > バージョン情報から確認することができます。
また、仮想化技術(VT-x / AMD-V)が有効化されている必要があります。
仮想化技術(VT-x / AMD-V)の有効・無効を確認する方法
仮想化技術(VT-x / AMD-V)の有効・無効を確認する方法についてです。
- 【Ctrl + Shift + Esc】を押してタスクマネージャーを開きます
- 「パフォーマンス」タブ をクリック
- 「CPU」項目を選択 すると、右下に「仮想化:有効 / 無効」と表示されます
もし、「仮想化:無効」なら、BIOSで有効化する必要があります
※BIOS設定で仮想化を有効にする手順については、お使いのパソコンのサポートに確認してください
Windows Sandboxを有効にする方法
デフォルトでは無効になっているため、Windows Sandboxを使用するには有効にする必要があります。
①「Windowsの機能の有効化または無効化」を開く
検索ボックスに「Windowsの機能」と入力し、「Windowsの機能の有効化または無効化」を選択します。
②「Windows Sandbox」を有効にする
Windowsの機能の有効化または無効化のパネルが開くので、「Windows サンドボックス」のチェックボックスをオンにします。
「OK」ボタンを押すと、「Windows サンドボックス」を構成する際に必要なファイルのチェックが始まり、問題がなければ変更完了画面が表示さると思います。
「今すぐ再起動」ボタンを選択(再起動する前にアプリケーションは全て終了しておきましょう)。
③Windows サンドボックスの起動

すると、Windows Sandboxが起動するので、このデスクトップ上で作業をすることで色々な検証をすることができます。
なお、Windows Sandboxを閉じると、内部のデータやインストールしたソフトはすべて削除されます。
この仮想環境を利用することで、手軽にソフトのインストール手順を検証することができます。
ただ、Windows Sandboxを利用したマルウェアによる攻撃も流行しているようなので、使用しない時は無効化しておいた方がいいかもしれません。