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親テーマをアップロードしたけど、古い方の親テーマを見てるにゃ
ワードプレス(WordPress)テーマの賢威が、賢威8.0(Ver 8.0.1.12)になっていたので、アップデートすることにしました。
子テーマを使用しているので、アップロードの手順は、賢威のマニュアルサイトにある通りに実行。
サイトが表示されるのを確認して、古い親テーマのフォルダを削除したところ、サイトが消えました。
(バックアップはとっていたので、慌てて元に戻しました。)
今回は、備忘録として、新しいバージョンに更新されなかった時の解決法について記載しておきます。
新しい親テーマが反映されない主な原因
新しい親テーマが反映されない主な原因として、まず最初に確認したことです。
なお、インストール(アップロード)した親テーマのフォルダ名は、下記の通りです。
- 【旧】keni80_wp_standard_all_202403231915
- 【新】:keni80_wp_standard_all_202410192107
1. 子テーマのスタイルシート(style.css)の確認
賢威のマニュアルにある通り、子テーマのスタイルシート(style.css)の記述は、新しい親テーマのフォルダ名になっていました。
2.親テーマのファイル名とフォルダ名を確認
アップロードした親テーマのフォルダ名も確認しましたが、子テーマのstyle.cssと同じ新しい親テーマのフォルダ名でした。
3.キャッシュのクリア
キャッシュ系のプラグインで「WP Super Cache」を使用していたので、キャッシュを削除して、プラグインの機能を停止。
再度、キャッシュを削除しました。
4.管理画面からログアウト
原因はキャッシュにないことを確認したかったので、以下のコードをfunction.phpに追加しました。
function check_template_directory_uri() {
echo get_template_directory_uri();
}
add_action( 'wp_footer', 'check_template_directory_uri' );
このコードを、function.phpに追加すると、フッター(footer)のどこかに、「親テーマのディレクトリURL」を表示してくれます。
やはり、古い方のディレクトリを見てしまっているので、どうやら原因はデーターベースのようです。
※確認したら、今回、記述したコードは削除することをお忘れなく!
DBから新しいバージョンに更新する方法
ワードプレスはテーマや設定に関する情報をデータベースに保存しています。
多くの場合、テーマ関連の設定は、データベースの「wp_options テーブル」に保存されています。
※データーベースを作成する時に接頭辞を付けた場合は「wp(接頭辞)options」のような名称になっていると思います。
wp_optionsテーブルのtemplateと、stylesheetという、option_nameが親テーマと子テーマを参照しているので、確認しました。
やはり古い親テーマフォルダを参照していたので、自分は直接、データーベースを書き換えました。
これで、新しいバージョンの親テーマのフォルダを参照することができました。
なお、データーベースを直接修正することは推奨しません。
その為、あえて詳しい説明を省きました(自分への備忘録なので・・・)。
今回のような場合、データーベースの情報を更新するには、
- 現在のテーマをワードプレスのデフォルトテーマ(Twenty Twenty-XX)に切り替えます。
- その後、再度、賢威のテーマ(子テーマ)を適用してみてください。
これで、データーベースの情報が書き換えられると思います。
また、キャッシュ系のプラグインを利用している場合、
親テーマに関連する情報が紐付いているかもしれないので、一度、そのプラグインを無効化してから、再度、有効化した方がいいかもしれません。
お疲れ様でした。