BitLocker(ビットロッカー)の設定をオフにする方法

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2024年7月19日、世界中でWindowsがダウンしたのはご存じの通りです。

しかも、アプリが自動でバージョンアップをすると、ブルースクリーンが表示されるという非常に対処が難しい障害でした。

今後、そういった事が起こると怖いので、Windows11の設定を見直しています。

今回、見直すのは、BitLocker(ビットロッカー)です。

BitLocker(ビットロッカー)とは?

ハードディスク全体を暗号化することでデータの安全性を確保する技術です。
ノートPCに搭載されていることが多く、紛失や盗難された時などに非常に有効なセキュリティです。

BitLocker(ビットロッカー)回復画面

盗難などの被害に有効なBitLockerですが、ちょっと怖いのは、TPMモジュールの問題やシステムファイルの破損などにより、暗号化を解除できないことがあることです。

つまり、永遠にHDD(SSD)の中身を見ることができなくなる可能性があると・・・。

それでは困るので、今回、BitLockerの設定をオフ(OFF)にすることにしました。

BitLockerの設定が有効になっているかの確認方法

ノートパソコンの場合、BitLockerの設定は自動で有効化されている場合があります。

現在、BitLockerの設定が有効かどうかを確認する方法について説明します。

エクスプローラーで、PCを選択。

ドライブに鍵のアイコンが付いているかを確認します。

鍵のアイコンが付いているかを確認

鍵のアイコンが付いていれば、BitLockerの設定が有効になっています。

BitLocker(ビットロッカー)の設定をオフにする方法

BitLocker(ビットロッカー)の設定をオフにする方法です。

①設定画面を開く

Windowsのメニューアイコンから「設定」を選択。
Windowsのメニューアイコンから「設定」を選択

②デバイスの暗号化を選択

左メニューにある、「プライバシーとセキュリティ > デバイスの暗号化」を選択。

プライバシーとセキュリティ > デバイスの暗号化

最後、デバイスの暗号化のトグルをオフにします。

なお、暗号化の解除は、数分から数十分程度かかります。

鍵のアイコンが表示されていなければ、BitLockerはオフになっています。

2024.7.25 追記

2024年7月9日にリリースされた、2024年7月のWindowsセキュリティ更新プログラム (KB5040442) をインストールすると、デバイスの起動時にBitLocker回復画面が表示される可能性があることを、マイクロソフトが発表しました。

参考:【MicroSoft公式】2024年7月 問題の詳細

その為、BitLockerをオフにするか、回復キーをメモしておくことをオススメします。

BitLocker 回復画面

通常、Microsoft アカウント(個人用)でOSにサインインしている場合、BitLocker回復キーは自動的にバックアップされています。

BitLocker回復キー