Whois検索で詐欺サイトを見抜く方法

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FacebookやインスタグラムなどのSNS、Webサイトでも詐欺が横行しているのはご存じの通りです。

フィッシングサイトや偽のオンラインショップ、偽の企業サイトなどが存在し、多くの人々が被害に遭っています。

特に、ドメインが日本以外のものである場合、詐欺サイトである可能性が高くなります。

そこで、今回はその確認方法の一つとして「Whois検索」について説明したいと思います。

ちなみに先日、Facebook経由で見つけた詐欺サイト。

「徹子の部屋」に出演しているタモリさんが、AI投資を勧めているという記事です。

詐欺サイト|タモリさん

Whois検索とは?

Whois検索は、インターネット上のドメイン名に関する登録情報を確認するためのツール(コマンド)です。

具体的には、ドメイン名の所有者情報、登録日、更新日、有効期限、登録されているサーバー情報などを調べることができます。

これにより、そのドメインが信頼できるかどうかを判断するための情報を得ることができます。

Whois検索の利用方法

Whois検索の利用方法についてです。

①Whois検索サービスを利用する

多くのWhois検索サービスが無料で提供されています。

代表的なものとして、以下のようなサイトがあります。

②ドメイン名を入力する

検索ボックスに確認したいWebサイトのURL(ドメイン名)を入力します。

whois検索

今回、入力したのは、タモリさんのニュースをでっち上げている詐欺サイトのドメインです。

③検索結果を確認する

サイトや登録されている情報によって違いますが、Whois検索の結果は、通常英語で以下の項目が表示されることが多くいです。

ひとまず、以下の項目を確認してみましょう。

  • Registrant Name:所有者の名前
  • Registrant Organization:所有者の組織名
  • Registrant Country:所有者の住所(国)
  • Creation Date:ドメインが最初に登録された日付

ちなみに、今回検索したタモリさんの詐欺サイトの登録国は「中国(China)」でした。

なお、日本からでも中国のサービスに登録ができるので、犯人が中国にいるというわけではありません。

では何故、中国などの海外のサービスを使うのかというと、日本企業は開示請求に応じますが、日本に法人がない海外サービスは基本的に開示請求に応じないことが多いからです。

whois検索結果

詐欺サイトの多くは、ドメインを日本以外で登録しています。

その為、海外で登録されたドメインを使用しているWebサイトは、まずは疑ってみてください。