WindowsでQRコードを読み取る方法、カメラとSnipping Toolで簡単スキャン

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最近、公式サイトやアンケートなどの案内は、URLではなくQRコードのみという場面が増えてきました。

紙に印刷されたQRコード

ただ、アンケートなどの場合、回答はパソコンでしたいのに、QRコードしか表示されていないとスマホで読み込むしかなく、「面倒だな~」と感じていました。

しかし、Windowsの標準アプリを使って、パソコンでもQRコードを読み取れることを知りました。

今回は、パソコンのWindows11で、QRコードを読み取る手順についてまとめました。

Webカメラに映したQRコードを読み取る方法

Windowsで紙に印刷されたQRコードを読み取る方法で、いちばん手っ取り早いのが Webカメラを使う方法です。

ただし、この方法を使うには、パソコンに Webカメラが内蔵されているか、外付けカメラを接続している必要があります。

①カメラアプリを起動

検索窓に、「カメラ」または「Camera」と入力して、カメラのアプリを起動させます。

Windows11|カメラ

②バーコードアイコンの選択

カメラアプリの右側にあるメニューから、バーコードのアイコンを選択します。

Windows11|カメラ > バーコード

すると、QRコードが読み取られ、リンク先のURLが画面下側に表示されるのでクリックして開きます。

補足:エラーが出た場合

にゃのらいとにゃのらいと

バーコードアイコンをクリックしたら、エラーが表示されたにゃ。

稀に、バーコードアイコンをクリックすると、“問題が発生しました”と表示されることがあります。

Windows11|問題が発生ました

「必要な場合、エラーコードは次のとおりです:0xA00F42A0<SceneSwitchFailed> (0x80070020)」

このエラー内容は、Windowsカメラアプリが「QR/バーコードモード」に切り替えようとした際に、カメラデバイスや他アプリとの競合・アクセス権限の問題などで失敗している可能性が高いです。

そのため、次のような対処を試すことで改善する場合があります。

  • カメラを使用している他アプリをすべて終了する
  • カメラのプライバシー設定を確認する
  • カメラアプリを「リセット」または「修復」する
  • カメラドライバーを更新/再インストールする

ただし、競合が原因の場合は、状況によってはエラーが解消しにくいことも多いです。

そのため、エラーが続く場合は Windowsカメラアプリではなく、別の方法でQRコードを読み取るのも有効です。

補足:ブラウザで使える無料のQRコード読取ツール

ブラウザで使える無料のQRコード読取ツールを使うと、QRコードを読み取ることができます。

参考:https://webqr.com

上記のサイトにアクセスすると、カメラへの許可を求められるので、今回のみ許可を選択します。
webqr.com|今回のみ許可

すると、カメラに映されたQRコードを認識して、下方にURLが表示されます。

webqr.com|URLの表示

なお、上記サイトは危険なサイトではないと思いますが、自動ログイン用のURLが埋め込まれた会員サイトのQRコードなど、機密性の高いものには使用しないようにしましょう。

にゃテックにゃテック

少し手間がかかりますが、画像をパソコンに保存してQRコードを読み取る方法についても説明します。

スマホで撮ったQRコードをPCに保存して読み取る方法

スマホで撮ったQRコードをパソコンに保存して、そのQRコードを読み取る方法についてです。

①Snipping Toolで開く

パソコンに保存した画像を右クリックして、プログラムから開く > Snipping Tool で開きます。

Windows11|プログラムから開く > Snipping Tool

②テキストアクションを選択

テキストアクションのアイコンをクリックします。

Snipping Tool|テキストアクション

すると、文字やQRコードを解析して、QRコードの上にURLが表示されます。

Snipping Tool|QRコードが表示

なお、Snipping Tool(スニッピングツール)は Windowsキー + Shift + Sのショートカットで起動できます。

そのため、たとえばブラウザ上に表示されているQRコードをキャプチャし、テキストアクションで解析する ことで、QRコードに含まれているURLへアクセスすることも可能です。