ImpactでW-8BENを提出する方法|電子税務書類の入力手順のまとめ

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Impact(インパクト/旧Impact Radius)は、世界的に利用されているアフィリエイトプラットフォームで、大手ブランドと提携しやすいのが特徴です。

かつてはCANVA(キャンバ)の公式アフィリエイトができるASPとしても知られており、海外サービスとのパートナーシップに強みがあります。

今回、UdemyのアフィリエイトをおこなうためにImpactに登録したところ、電子税務書類(W-8BENなど)の提出が必要になりました。

その入力手順を備忘録として残しておきます。

にゃテックにゃテック

日本語訳に不自然な表現が含まれているため、私自身も手探りで入力を進めています。
そのため、ここで紹介する手順が必ずしも正確とは限りません。あらかじめご了承ください。

電子税務書類の提出方法

先日、Impact(インパクト)に登録したところ、ホーム画面に次のような表示が現れました。

Impact|ホーム画面

米国の税法に反する上で、米国プランドと取引を行うパートナーが支払いを受け入れる前にW8電子納税書類が必要です。この書類はあなたの納税額を証明するものになります。

にゃテックにゃテック

“書類”のテキストリンクをクリックして先に進めました。

①電子税関連書類の入力画面へ

税務書類の提出」ボタンを選択。
Impact|電子税関連書類

電子税関連書類の入力画面が表示されました。

Impact|電子税関連書類の入力画面

なお、日本語訳に不自然な箇所が多いので、英語がわかる方は、英語で手続きした方が迷わないかもしれません。

また、「個人」または「実在物」となっていますが、ここでの「実在物」は法人(Entity)を指していると思われます。

②基本的な詳細の入力

基本的な詳細(名前、国籍、生年月日など)を入力します。

  • 米国民ですか・・・”いいえ”を選択
  • 一意の識別子・・・変更不可(無視して大丈夫です)
  • 名前・・・英語で入力
  • 国籍・・・日本を選択
  • 生年月日・・・(月/日/西暦)の順番(カレンダーから選択可)

Impact|基本的な詳細の入力

③納税者番号の入力

外国のTINに、マイナンバーを入力します。

なお、”利用不可”、”代替TIN形式”のラジオボタンは、どちらも未選択で問題ないと思われます。

Impact|納税者番号の入力

④永住住所の入力

住所を英語で入力します。

Impact|永住住所の入力

なお、「気付住所」というのは、本人以外の名義で郵便物を受け取る時の住所(Care-of address)だと思われます。

⑤連絡先の入力

連絡先(名前、メールアドレス、電話番号など)を入力します。

“名前”は、英語で入力します。

Impact|連絡先の入力

上記の情報が正しいことを確認します」のチェックボックスにチェック、「続く」ボタンを押します。

問題がなければ、「一時的な電子署名確認コード」の画面が表示されます。

確認コードをコピーしてメモ帳に貼り付けておきましょう(後で使用します)。

Impact|一時的な電子署名確認コード

にゃのらいとにゃのらいと

“確認コード”を忘れてしまった場合の質問と答えも作るにゃ。

⑥フォームの選択

電子署名を提出するフォームを選択します。

日本在住で通常のアフィリエイト活動をおこなっている場合は、W-8BEN(個人)もしくはW-8BEN-E(法人)を選択すれば問題ありません。

フォーム 対象者 税法上の扱い 該当例
W-9 米国に納税義務のある個人または法人 米国内で課税対象 アメリカ居住者、グリーンカード保持者、米国法人
W-8BEN 米国外に住む個人 条約により源泉徴収軽減(日本なら0%) 日本在住の個人アフィリエイター、フリーランス
W-8BEN-E 米国外の法人・団体 条約により源泉徴収軽減 日本の株式会社、合同会社
にゃテックにゃテック

わたしは、W-8BENを選択して登録しました。

Impact|フォーム選択ページ

⑦米国市民権ステータス

米国市民権ステータスの質問に答えて、「続く」ボタンで次へ進みます。

Impact|米国市民権ステータス

⑧納税者番号の入力

外国のTINに、マイナンバーを入力します。

なお、”利用不可”、”代替TIN形式”のラジオボタンは、どちらも未選択で問題ないと思われます。

Impact|納税者番号

⑨Treaty Claim Statementについて

この提出は条約上の利益を主張するために行われているのでしょうか ?」にあるラジオボタンは「はい」を選択。

これは、

あなたは日米租税条約に基づいて、源泉徴収(通常30%)の軽減または免除を申請しますか?

といった意味の質問だと思われます。

Impact|Treaty Claim Statement

にゃのらいとにゃのらいと

居住国を忘れずに”日本”にするにゃ。

⑩特別条件と料金

続いて、優遇税率を申請するかについて聞かれます。

Impact|特別条件と料金

この提出は、上記の表明に含まれていない項目、および特別な源泉徴収率と条件が適用される可能性のある項目に対する条約上の特典を請求するために行われているのでしょうか?

おそらくこれは、

条約で特別に認められた、通常とは違う“特別な優遇税率”を請求しますか?

という意味だと思われます。

わたしのような個人のアフィリエイターの場合は、「いいえ」を選択して、続くボタンを押します。

⑪補足資料を添付する

補足資料は、以下の3つです。

  • 法人設立証明書(おそらく履歴事項証明書)
  • 出生登録(おそらくマイナンバー)
  • 源泉徴収/配分明細書(不明)

Impact|補足資料を添付する

自分は、追加資料は添付せずに、「確認して続行」ボタンで先に進みました。

すると、Certification(認証)の画面が表示されるので、全てにチェックを入れて「続く」ボタンを押します。

⑫W-8BEN 電子代替フォーム申告書

電子フォームに署名をすれば完了です。

先程、メモ帳にペーストしておいた確認コードを、認証コードを入力画面に入力して、英語で署名します。

Impact|W-8BEN 電子代替フォーム申告書

なお、「Please “check” box if you have any change in circumstance to declare」のチェックボックスは、登録した内容に変更がある場合にチェックをします。

最後に、「電子的に提出する」ボタンを押して、表示された内容に従って登録していけば完了です。

Impact|米国の源泉徴収証明書の提出手続き

あとは、Impact側の確認(審査)結果を待ちたいと思います。

進展がありましたら、また更新したいと思います。