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にゃのらいと ワードプレスのテーマが色々あって、どれを使っていいのかわからないにゃ
ワードプレス歴は約８年。
今までワードプレスを使用して、30～50個程度のサイトを作成して、その運用もおこなってきました。
扱ったことがあるテーマは、賢威（けんい）、STORK19（ストーク）、Hummingbird（ハミングバード）、THE THOR（ザ・トール）、DIVER（ダイバー）、GOLD BLOG（ゴールドブログ）、SWELL（スウェル）、GLUE（グルー）です。
また、スポット対応を含めると、JIN（ジン）、AFFINGER（アフィンガー）、SANGO（サンゴ）、Simplicity２（シンプリシティ２）、Cocoon（コクーン）、Lightning（ライトニング）を扱った経験があります。
さて、そんな経験をしてきた自分がオススメするワードプレステーマを紹介します（＊辛口評価です）。
なお、各テーマを比較するために点数を付けさせてもらいました。
その点数の根拠として、以下の６項目を設定しました。
- デザインの美しさ
- デザインパーツなども含めて、サイト全体の美しさ、文字の見やすさなどを評価
- カスタマイズの柔軟性
- CSSの追加のしやすさ、基本設定以外の機能の追加のしやすさなど、コードの可読性やファイル設計などを評価
- 機能（ノーコード対応）
- 機能の豊富さ、ノーコードで綺麗なサイトが作れるかという視点で評価
- レスポンシブ対応
- モバイルやタブレットで見た時に余白が多くないかなど、見やすさを中心に評価
- 使いやすさ
- 管理画面の見やすさ、設定のしやすさ、記事の作成のしやすさなどを中心に評価
- サポート
- マニュアルの充実度、サポート対応のレベル、返答の素早さなどを評価
また、ワードプレスのテーマには、
- ブログが作りやすいテーマ
- コーポレートサイトが作りやすいテーマ
- LPが作りやすいテーマ
など、それぞれ特徴があります。
それらも含めて解説していますので、参考にしていただければ幸いです。
投資する価値あり！有料WordPressテーマの厳選３選
買って損はしない、オススメのワードプレステーマ３選です！
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1位SWELL【総合25.5点】
- 価格：
- 17,600円（税込）
- 販売元：株式会社LOOS
デザインの美しさ 5.0 カスタマイズの柔軟性 4.5 機能（ノーコード対応） 4.5 レスポンシブ対応 4.5 使いやすさ 5.0 サポート体制 2.0 SWELLは、簡単な設定・快適な記事作成・洗練されたデザインの３拍子が揃ったWordPressテーマです。
管理画面でのサイト設計が直感的にでき、記事作成もスムーズに進められるため、初心者の方でも迷わずサイトを作成できます。
さらに、日本で最も利用されている有料WordPressテーマの一つであり、使い方に関する情報が豊富です。
そのため、設定やカスタマイズで困ったときにも、解決策を見つけやすいのが大きな魅力です。
ただし、“カスタム投稿ページ”や“絞り込み検索機能”は標準装備されていないため、企業サイトで「お知らせ」ページを頻繁に更新する場合などは、工夫が必要になります。
また、SWELLに関する質問ができるフォーラムはあるものの、親身な回答を得ることが難しく、サポートとしては十分に機能していない点はやや残念です。
しかし、SWELLに関する情報は多いため、質問フォーラムを使用しなくても解決できることも多いです。
趣味ブログ・トレンドブログ・アフィリエイトブログなど、一般的なブログ運営を考えているなら、SWELLを選べば間違いありません。
『SWELL』で作成するのに向いているサイト
整骨院や司法書士、学習塾などの個人経営のサイト、一般的なブログなどの作成に最適です。
また、LPページも用意されているため、オプトページの作成やセールスページの作成にも利用することができます。洗練されたデザインのため、どのようなサイトにもあいますが、商品カタログのような検索機能に特化したサイトの作成には向いていません（プラグインが必要）。
ブロックエディター対応レンタルサーバーの「エックスサーバー」を契約すると、SWELLを５%OFFで購入することができます。
サーバーも探している方はSWELLとエックスサーバーを一緒に契約するとお得になります。
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2位THR THOR（ザ・トール）【総合25.0点】
- 価格：
- 16,280円（税込）
- 販売元：
- フィット株式会社
デザインの美しさ 4.5 カスタマイズの柔軟性 4.0 機能（ノーコード対応） 4.5 レスポンシブ対応 4.5 使いやすさ 4.0 サポート体制 3.5 THE THOR（ザ・トール）は、洗練されたデザインと高機能を兼ね備えたWordPressテーマです。
特に、他のテーマと比べて圧倒的に優れているのは、“絞り込み検索機能”と“カスタム投稿ページ”が標準搭載されている点です。
そのため、ジャンル特化型サイトや求人・アフィリエイトサイトなど、情報を整理してユーザーに最適なコンテンツを提供したい場合に最適です。
また、THE THORはクラシックエディター対応のため、クラシックエディターで記事作成を続けたい方には、まさに一択のテーマと言えます。
さらに、無料で公開しているデモ（着せ替え機能）があり、その中には絞り込み検索機能を使用したデザインがあるのが魅力です。
ただし、マニュアルサイトが簡素すぎるので、完全な初心者が一（いち）から始めるとなると、少し苦労すると思います。
また懸念点として、発売されてから５年以上経過しており、ブロックエディターに対応していない為、ワードプレスがメジャーアップデートされた際に、使用できなくなる可能性があります。
とはいえ、「絞り込み検索 × 高機能カスタマイズ」を求めるなら、THE THORほど適したテーマはありません！
商品やサービスの紹介サイト・アフィリエイトサイト・コーポレートサイトなど、戦略的にサイトを構築したい方におすすめのWordPressテーマです。
『THE THOR』で作成するのに向いているサイト
コーポレートサイト、一般的なブログ、LPなど、どの目的でも対応できます。
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3位GOLD BLOG（ゴールドブログ）【総合24.0点】
- 価格：
- 13,200円（税込）
- 販売元：
- フィット株式会社
デザインの美しさ 4.5 カスタマイズの柔軟性 3.5 機能（ノーコード対応） 4.5 レスポンシブ対応 4.0 使いやすさ 4.0 サポート体制 3.5 GOLD BLOGは、2024年1月に発売された新しいテーマです。
このGOLD BLOGの強みは、他テーマを圧倒するデザインや機能の豊富さです。
デザインパーツの豊富さはもちろんのこと、サイドメニューの出し分け機能、絞り込み検索機能など、他のテーマでは、プラグインを導入しなければ実装できない機能を、標準機能で備えているのが魅力です。
また、無料で公開しているデモ（着せ替え機能）もあり、気に入ったデモを適用すれば、デモサイトと同じサイトが作成できるのも嬉しい点。
その為、ノーコードで、かなり高機能なサイトが作成可能です。
ただし、ワードプレス（ブロックテーマ）の仕様にも関連していますが、テキストインデント（字下げ）ができない、文章内の任意の文字のみ大きくできないなど、細かいところに少し不満があります。
そして、一番の欠点は、管理画面からデザインを変えようと思っても、設定箇所が多すぎる為、慣れるまでに時間がかかることです。
また、設定（ファイル）の多くはデータベースと連携していることもあって、ファイルに直書きするカスタマイズは難易度が高いと思われます。
その他、発売間もないこともあって、情報自体が少ないのも不安材料の１つ。
もちろん、サポートはありますが必要最低限のサービスになります。
その為、ワードプレスを初めて触るといった方は少し根気がいるかもですが、全ての目的に対応できるオールラウンドなテーマです。
『GOLD BLOG』で作成するのに向いているサイト
コーポレートサイト、一般的なブログ、LPなど、どの目的でも対応できます。
特に、ジャンル特化型のサイトや、ウォーターサーバーなどの絞り込み検索機能を搭載したサイトを作ることができるのは大きな魅力です。
ブロックエディター対応
ちなみに、このサイトは「賢威」で作成しましたが、「賢威」の販売が終了してしまった為、オススメするワードプレステーマとしては紹介していません。
なお、賢威のオススメポイントは、“カスタマイズのしやすさ”と、“手厚いサポート体制”でした。
にゃのらいと 続いて、無料で利用できるワードプレステーマだにゃ。
コストを抑えたい人向け！無料で優秀なWordPressテーマ
無料でブログを始めたい方や、初期費用をできるだけ抑えたい個人事業主に向けて、０円で使えるおすすめのWordPress無料テーマを紹介します。
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1位GLUE（グルー）【総合24.0点】
- 価格：
- 無料
- 販売元：株式会社デザインプラス
デザインの美しさ 3.5 カスタマイズの柔軟性 4.0 機能（ノーコード対応） 4.5 レスポンシブ対応 4.5 使いやすさ 4.5 サポート体制 3.0 GLUE（グルー）は、株式会社デザインプラス（Design Plus Inc.） が展開するTCD（Tokyo Creative Design）テーマブランドの１つです。
にゃのらいと TCDは国内で累計100種類以上のWordPressテーマをリリースしてきた老舗ブランドだにゃ。
そのGLUEには、大きな魅力が４つあって、
- LPやSP向けのページが簡単に作れる
- スマホで見やすいデザイン
- カスタム投稿ページの搭載
- アーカイブ一覧などと一緒に表示できるネイティブ広告機能
特に「カスタム投稿ページ」や「ネイティブ広告機能」は、有料テーマでも標準搭載されていないケースが多く、これらの機能を無料で使えるのは驚きです。
また、専用の管理画面から直感的にデザインを調整できるので、CSSの知識がなくても配色やレイアウトを自分好みにカスタマイズ可能です。
『GLUE』で作成するのに向いているサイト
整骨院や学習塾などの個人経営のサイト、一般的なブログなどの作成にオススメです。
特に、LP（ランディングページ）を作成できるため、オプトページなどを用意したい方には最適ですが、デザインがシンプルなフラット系なので、美容室やネイルサロンといった華やかなデザインを求める業種にはやや不向きかもしれません。ブロックエディター対応 -
2位Cocoon（コクーン）【総合23.5点】
- 価格：
- 無料
- 販売元：
- エックスサーバー株式会社
デザインの美しさ 3.0 カスタマイズの柔軟性 4.5 機能（ノーコード対応） 4.0 レスポンシブ対応 4.0 使いやすさ 4.0 サポート体制 4.0 Cocoon（コクーン）は、国内で最も利用者が多いWordPress無料テーマです。
開発元は大手レンタルサーバーを提供するエックスサーバー株式会社であり、安心して使用できる点も魅力のテーマです。
高速表示とSEO対策が標準で組み込まれているほか、広告の自動挿入機能、クリック率を高めるためのデザインパーツも豊富で、アフィリエイトサイトや情報発信ブログとの相性も抜群です。
また、利用者が多く、疑問点があっても検索すれば解決策がすぐに見つかるという情報量の多さも、Cocoonが支持される理由の一つです。
ただし、デザインがやや古くさく感じられる点と、利用者が多いため似たような見た目のサイトが量産されがちな点が懸念材料です。
そのため、収益化をしたいのであれば、カスタマイズ前提で使うテーマだと思います。
『Cocoon』で作成するのに向いているサイト
コーポレートサイト、一般的なブログ、LPなど、どの目的でも対応できますが、カスタマイズしないとデザインが素人っぽく見えてしまうのが懸念点です。
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3位Lightning（ライトニング）【番外】
- 価格：
- 無料
- 販売元：
- 株式会社ベクトル
デザインの美しさ 4.5 カスタマイズの柔軟性 3.5 機能（ノーコード対応） 4.5 レスポンシブ対応 4.5 使いやすさ 4.0 サポート体制 4.0 Lightningは、株式会社ベクトル（Vektor,Inc.）が開発したWordPressテーマです。
無料テーマの中でも、特に、企業サイトやサービスLP、士業・店舗系のサイトなど、ビジネス用途で使いやすいのが最大の特徴です。
ただし、Lightningで本格的なサイトを作り込むには、有料拡張プラン「Vektor Passport」の導入が前提になるため、完全な無料テーマとは言いにくいのが正直なところです。
そのため、今回は番外的な位置づけとして3位に選んでいます。
『Lightning』で作成するのに向いているサイト
コーポレートサイト一択です。
以上、有料・無料を問わず、おすすめできるWordPressテーマをご紹介しました。
とりあえず、ワードプレスを始めるのであれば、無料で利用できる「GLUE」をオススメします。
※ダウンロードには無料の会員登録が必要です